犬のアレルギーが再発したお客様からの報告いただき、他のお客様にお送りしたメールです。
参考になるようでしたら幸いです。

○○ 様へ

以前お伝えした鹿肉の国産？Dogフードでアレルギーがいったん治りだしたのに、再発したお客様から連絡あり、有益な食物繊維（国産のカボチャorサツマイモなど）と、オリゴ糖と、乳酸菌で再び改善しだした事例がありましたのでご連絡入れました。
◆ フィラリア予防薬も、種類を変えたそうです。
参考になるかもしれないWhole-Dog-Journal（ホールドッグジャーナル）の無料記事がありました。
（Googleで開いて、空白で右クリック、日本語に翻訳(T)で読んでください。PC）
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＜抜粋＞（いつリンクが切れるかわからないので・・・）
5歳のスタンダードプードルのCurlyは、人間が買える最高の食べ物を食べています。生の鶏肉、ウサギ、鹿肉・・・数日おきに肉を切り換え、タンパク質をサツマイモ、ニンジン、時折ブロッコリーの茎、そしていつも良い魚油のサプリメントと混合する・・・食べるものはすべて最高のものです：ペット用ではなく人間用の成分で、防腐剤、副産物はありません。・・・乾燥・・・彼女はおそらくプロバイオティクスが活発ではないと言われたので、いくつかの異なるブランドを試しました。しかし何も改善していない。・・・Curlyの腸内に常に存在する常在微生物叢をサポートし、栄養素の消化と吸収を促進し、解毒と排泄プロセスをサポートし、免疫システムを強化するのを助けます。
消化器系は体内で最大の免疫臓器です。身体の免疫細胞、腸細胞、杯細胞および他の免疫戦士の約70パーセントが腸管の粘膜内層に存在する。
Curlyはプロバイオテック-サプリメントを必要とするかもしれません。
オリゴ糖は、胃や小腸で消化不能である点で、他のタイプの炭水化物（糖）とは異なる。
・・・イヌが適切に食物を消化し、廃棄物を代謝する必要があるビフィズス菌および他の有益な細菌の成長および/または活性の刺激がもたらされる。・・・結腸では、プレバイオティクスは、発癌、炎症性腸疾患、さらには慢性アレルギーのいくつかの形態さえ保護するのに役立つ短鎖脂肪酸（SCFA）のレベルを上昇させる可能性があります。
フルクトオリゴ糖（FOS）
・・・フルクトオリゴ糖（FOS）は、多種多様な果物、野菜、および穀類に存在する植物糖である。それらは、チコリイヌリン（チコリの根に見出されるオリゴ糖）または酵素的プロセスを用いてスクロース（糖）から部分的に加水分解することによって商業的に製造される。
FOSは、様々な食品成分の消化率を向上させることに加えて、食事中のカルシウム、鉄、および他の重要なミネラルの吸収を改善することもある。
多くの食品にはかなりの量のオリゴ糖が含まれていますが、食物源から実際に犬にどのくらいの量が吸収されるかという疑問が残ります。
犬は穀物、果物、野菜をヒトや草食動物ほど効果的に消化しないため、食べ物に含まれるオリゴ糖の恩恵を十分に得ることができません。
安全性
過剰供給は腸の発酵の影響である鼓腸や膨満を引き起こすことがあります。これは、通常、犬の消化管が調整されるまで、数週間（例えば、推奨用量の半分）の少量を与えることによって防止することができます。
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カボチャ等に関しては→ かぼちゃの農薬を落とす方法
（できる限り、カットされていない国産のカボチャか、国産のサツマイモを使用してください。）
オリゴ糖に関しましても注意が必要です。
人間の子供に与える投与量を犬の体重で割って、それよりも少ない量から注意しながら与えてください。
使用するオリゴ糖も要注意
下記のサイトなどを参考にして、人工甘味料や、添加物が入っていない商品を探してください。
オリゴ糖 危険

甘いものを犬に与えないほうが・・・とも思いましたが、オリゴ糖そのものはあまり甘くないそうです。
甘いオリゴ糖は人工甘味料が添加されていると思います・・・（´・ω・｀）店長

乳酸菌
カルピスのL-92を与えたとお聞きしましたが、本当はどれが良いのかは不明です。
乳酸菌飲料はリスクの大きい異性化糖(果糖ブドウ糖液糖)が含まれているものは避けてください。

【追伸】
品質の良いフード、特にグレインフリーは気泡の多い穀物が使用されていないため、どうしても固くなり、胃や腸に負担をかけます。
水かお湯に漬けてふやかし、体の中で胃液を吸い込んで膨張しないようにしてから与えることをお勧めします。
その場合、最初に熱湯をかけて粒の表面の酸化した酸化防止剤（天然のものも含めて）を、たとえば油揚げの油を落とす時と同じようにしたほうが良いと思います。
参照 → 犬のアレルギー（及びその他の病気）について＜２０１７年３月＞