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「ハッピードッグ」のお問合せの返信

ハッピードッグ_アフリカ.png

「ハッピードッグ アフリカ <中型犬・成犬用・アレルギーケア・グレインフリー>」・・・というドッグフードのお問い合わせいただき、製造国のドイツ(ユーロ圏)で調べてみました。

<ベルテの見解>
◆グレインフリーでは無く、グルテンフリーが正解
(Amazon ユーロには、グレインフリーの表記無し)
◆約50%がじゃがいもwwww
◆動物性たんぱく質が1種類なので、その点に限りアレルギー対応ですが、残念なことに「副産物」なのでwwww
◆比較的便が固まる件は、肉の含有量が少なく、本当は与えないほうが良い「紙」のようなものが多いからだと思います。
◆下記のサイトを見ていただくとわかりますが、5点満点中の2.6点、ベルテでは正直に内容を説明したら購入していただけないと思います。


ドイツの価格 Amazon---約6,200円/12.5s(2017年8月)
「All about dog food」の評価は、「2.6点」でした(最高評価は点)
https://www.allaboutdogfood.co.uk/dog-food-reviews/0314/happy-dog-africa

<ユーロ圏のドッグフード(カナガンなど…)の評価、ココで調べることができます>
「All about dog food」https://www.allaboutdogfood.co.uk/


Amazon ユーロ
https://www.amazon.co.uk/Happy-Dog-Supreme-Ostrich-Sensitive/dp/B002CPBKIW

教えていただいた【原材料】上位10品目
ポテトフレーク*(48%)、ダチョウミール(18%)、ポテトプロテイン*、ひまわり油、ビートファイバー*、加水分解レバー、アップルファイバー*(0.8%)、菜種油、海塩、イースト抽出物*・・・

【製造国語原材料とその翻訳】の上位一部<多く入っている順番です>
potato flakes* (48%), Ostrich Meat Meal* (18%), potato protein*, sunflower oil, sugar beet molasses (desugared)*, hydrolysed liver, apple pomace* (0.8%), rapeseed oil, sea salt, yeast (extract)*

ポテトフレーク(48%)右矢印1ジャガイモのようなでんぷん質の多い食品は特に糖尿病犬には大量に与えないほうが良い・・・これが1番しかも48%wwww
ダチョウ・ミートミール(18%)右矢印1ミートミール=羽や爪、内臓内の便など、副産物も入っている
ジャガイモタンパク質 右矢印1(ポテトでは無くポテトから抽出したタンパク質)これはポテト処理の副産物。肉の代わりに使用と考えられる(1位のポテトフレークにこれを足し算すると・・・たぶんこのフード70%以上じゃがいもwwww)
ヒマワリ油 右矢印1本当は、肉か魚の油の方が・・・
サトウダイコン(廃糖蜜)右矢印1いわゆる「ビートパルプ」下痢は防ぎますが、発癌性がある硫酸系の薬品混入の可能性あり。
加水分解肝臓 右矢印1出所が不明確な原材料のため、リスク大
リンゴポマース(0.8%)右矢印1リンゴの皮。農薬付着の問題あり。これ自体がアレルギーの原因になることもありますが、ユーロ圏なので比較的安全かもしれない
【参照】リンゴ【要注意】しかし例外有り
菜種油 右矢印1 All about dog food ては懐疑的
海塩 右矢印1嗜好性は高まりますが、過剰に与えると心臓病高血圧の引き金になる
酵母エキス 右矢印1 All about dog foodの見解は、本当にビール酵母であれば、 B1 を含む自然のビタミンBの最高の情報源の一つ (チアミン)、B2 (リボフラビン)、B3 (ナイアシン) B5 (パントテン酸) B6 (ピリドキシン) B7 (ビオチン) と B9 (葉酸)。これらのビタミンは犬の消化、神経系をサポートし、肌、髪、目、口、肝臓の健康維持を助けるなどの機能があります。
酵母も、蛋白質の良い源です。犬に必要な必須アミノ酸の全ての9つを含んでいるので、それは '完全な蛋白質' と呼ばれます。


お問い合わせいただき、勉強になりました
・・・(´・ω・`)店長
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