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「ファインペッツ」お問い合わせの返信

ご質問ありがとうございます。
もしかしたらベルテの日記のこれを見てのご質問でしょうか?
<ペットフード12ブランド 重金属汚染etc.ランキング>
これは、アメリカ国内の比較的多く売れているフードだけの検査です。
日本はもちろん、アメリカ以外のフードの検査はされていません。
しかも、これは去年から始まった新しいプロジェクトです。

ご質問のファインペッツ(FINEPETS)フードについてはお電話でのお問合せ、過去にも数件有り、少し調べたことがありますが、その時の即答は「製造国のユーロ圏ではあまり売れていないようです。日本語表示のまま売られているということは、日本の会社が原産国で売られていないと不審に思われるので、外国の楽天で販売しているふりをしていると思います。(今は撤退した英語圏の楽天で見つけたことがありますが、ほとんど購入履歴がありませんでした。)」

お問い合わせいただいた原材料を見ますと「鹿肉、鶏肉、」約70%の水分を含んだ状態の生肉の原材料名で書いてあるため、水分を抜いた後のフードを作るときの原材料名「ミール」になると、肉の含有量は少ないと思います。
含有量、オートミールと逆転するかもしれません。
<骨抜き鶏肉と、チキンと、チキンミートと、チキンミール>
売れない理由の一つに、英語圏では、鹿肉使用のフードが馬肉と同じように動物虐待の思いから敬遠されるためかもしれません。

今回、メールいただき改めて調べてみました。
「FINEPET’S」と「FINEPETS」で調べたときに違う結果が出ます。
日本語のサイトは、特に嘘やステマが多いので外国のサイトを調べました。
<カスタマーレビュー1件3,000円>

ユーロ圏の一番大きなドッグフード評価サイト(原材料の品質はたぶん無視しているサイトです)→ 評価が見つかりません。
<All about dog food>

Amazon、2か所調べてみました。
購入者に限ったカスタマーレビー、少ないので本当かどうか不明です。
<ユーロ圏のAmazon>
<フランスAmazon>

たぶん、ユーロ圏のメーカーサイト
<http://www.finepets.fr/en/>
メーカーのサイトなので書いてあることはお察しの通りです。
なぜか、所在地は見当たりません。
しかし、「極」ユーロ圏では、本日現在4s約3,850円
日本では、4.5s(1.5s×3袋)で13,002円
コスパ的にはチョット・・・と思います。

結論といたしましては、購入者様から訴訟が起きる可能性のあるブリーダー専用があればそれを入手出来たらよいのですが、それは見当たりません。
(ブリーダー用や検査用だけは、トラブル回避のため汚染されていない原材料を使用するため)
第3者機関の非営利団体に調べてもらうか、日本ではそのような組織が存在しないため、ご自身で検査に出さないと本当の安全性はわかりません。
<アカナ、オリジン・・・集団訴訟?>
もしも、検査に出されましたら、その結果教えてください。
書いてある原材料が全て汚染されていないと仮定しましたら、ご質問いただいたアイテムのフードは、「中」程度だと思います。
タグ:原材料 Q&A