ベルテの日記<失敗しないペットフード選び > > 助教授日記 > 日本人の癌は減少? ペットの癌は増加!!

日本人の癌は減少? ペットの癌は増加!!

0812110529.jpg

Q&AサイトQuoraの質問で「ガン患者が増えた原因は何ですか?」という質問を見て、再度調べてみましたら、店長、ダマされていたことに気が付きました。

10人以上のお客様に「日本人は癌患者増えてますよね〜。癌になるも人増えてますよね〜」とお話ししましたら、全員肯定されました。
続けて「だけど癌になる人の割合は減っているそうですよ」とお話ししますと、皆さん怪訝な顔をされます。

年次推移:[国立がん研究センター がん登録・統計]を見ましたら、非常に解かりにくく書いてありますが、「がん年齢調整罹患率(山形・福井・長崎県のデータに基づく)」では男女とも、2011年以降、減少しています。
がん年齢調整罹患率とは、がんの罹患率を社会の高齢化の影響を除外して計算したものです。
なぜ、そのような調整をするかというと、がんは高齢になるほど増える病気だからです。
それとは別に「がん年齢調整死亡率」と呼ばれるデータもあり、こちらも男女合わせた全がんの死亡率は、1995年頃から下がり続けています。女性は1960年頃から一貫して下がり続けていますし、男性も1995年頃をピークに低下傾向となっています。
下記の記事も見つけました。
興味のある方は読んでください。
「日本人のがんは増えている」──その“常識”ホントに正しい? マスコミ報道ではわからないカラクリ教えます【文春オンライン】

人間の事は、これ以上の事はここには書きませんが、2014年10月に書きました、
【研究】 30年で2倍以上に・・・欧米ではどんどん減っているのに なぜ、日本人ばかりが「がん」で死ぬのか(【寿したなか 健康通信 51号】はリンク切れています)
・・・の訂正で、今回書きました。

【店長の見解】
理由はここには書きませんが、死亡率は減っても罹患率は数年のうちに再び上昇すると思います。

ところで、犬と猫はどうなっているのかと言いますと・・・


人間でもデータが不足している現状です。
日本にいる犬と猫の信頼できそうなデータは見つけることができませんでした。
英語のサイトで調べ、信用できそうな下記の3つのサイトを見つけました。

ペットのがんの驚異的な統計 - 猫と犬 <英文>
犬と猫のがんに関する事実 <英文>
犬のがん発生率の推定:イタリア北西部の腫瘍登録所見 <英文>

【要約】
◆ 10歳以上の犬は約50%ががんを発症する。猫は約32%
しかし、それは今後増加すると予想されています。
米国では、3匹中2匹が将来がんと診断されると予測されている。
人よりも数字が悪いです!

がん発症の原因は「ベルテの日記」に今まで書いてきたことを参考にしてください。
日本人は減少傾向ですが、犬や猫は上昇し続けているようです。
毎日食べるフード(手作り含む)も大きな原因の一つです。

2016年8月のブログの内容も一部間違っていると思います。
特にマスコミの誘導が・・・
お客様に教えていただいたBLOGの紹介です
右矢印1 犬の病気 1位−ガン(52%)、2位−心臓病、3位−腎臓病
右矢印1 猫の病気 1位−ガン(35%)、2位−腎臓病、3位−心臓病

タグ: 病気