
100%−タンパク質−脂肪−水分−灰分(記載がない場合は6%)=炭水化物含有量
一例として、ある(Dog or Cat)フードに、26%のタンパク質、14%の脂肪、および10%の水分が含まれているとします。
炭水化物含有量は・・・
100%−26%−14%−10%−6% =44%
この例では 44%が炭水化物含有量(推定値)になります。
(最近の研究では、灰分の数値は6%が適当とのことで、8%から6%に修正しました)2019年12月
・・・ところが、
一番重要な「タンパク質」の内容比率を公開しているメーカーはほとんどありません。
植物・野菜・穀物のタンパク質は不必要。
過剰な摂取は、あらゆる病気につながります。
グレインフリーフードの過剰な動物性 以外 のタンパク質が、心臓病のトリーガーの一つになっています。
高品質の 動物性タンパク質 を多く含んでいるフードが良いフードです。
(出所が不明な 加水分解タンパク質 は

当然、本当の炭水化物含有量にも影響します。
002(ビクター)ハイ-プロ プラス の取り扱いを始めた理由の一つはこの事です。
超低炭水化物の 016(ビクター)ウルトラ プロ も追加しました。
ベルテのささみジャーキー(犬・猫兼用)<国産>の場合は、
100g−77.5g(タンパク質)−3.9g(脂肪)−15.2g(水分)−3.4g(灰分)
=0.0g(炭水化物)になり、炭水化物含有量はゼロです。
ここでは、ドライDogフードについて書いていますが、ドライCatフードもほぼ同じ・・・というよりも、犬以上に炭水化物は必要ありません。
犬も猫も生命を維持するために栄養学的に必要とされる炭水化物の量は

他の2つの主要な栄養素(タンパク質と脂肪)は必要ですが、犬の食べ物に「炭水化物」を入れる必要はまったくありません。
それにもかかわらず、炭水化物を原材料で使用するのか・・・・その理由は豊富、耐久性(長い貯蔵寿命)、粒を作るプロセスに不可欠、より安価(タンパク質または脂肪よりもカロリーあたり)だからです。
1番重要な点は、タンパク質、脂肪等を含めた原材料の「質」です。
クリーンラベルプロジェクトで低評価のブランドの原材料は安価なオープン市場の商品ブローカーから購入している。
あるいは、食品品質基準が劣っていることが知られている他国(日本も含めて)から調達していることもあります。
(参照

しかし、優れた企業は、定期的に取引を行っている地元または地域のサプライヤーからのみ原料を調達する傾向があります。
それでも、アメリカ合衆国連邦法には現在、ペットフード会社に原産国またはその他のソース情報をラベルに開示する義務がありません。
ところで、生肉を食べていた犬の祖先の天然炭水化物消費量は飼料全体の約14%(獲物の内臓で消化が進んだ植物繊維等含む)で、一般のドライフードには約3倍以上 含まれています。<目標−20%未満>
しかし、低品質の場合や、余分な炭水化物は、癌、血糖変動、肥満、糖尿病、アレルギー などの健康上の問題を引き起こす可能性があります。