再登録した、Q&Aサイト「Quora 日本語版」の回答で、犬の脂肪腫について書きました。質問は「ワンコのエピューリスがどうしても再発してしまいます。何か良い方法をご存知の方おられませんか?」です。
脂肪腫と生の骨についての記述だけ抜粋し、まとめて捕捉しました。
脂肪腫についての説明は、ココを参照してください。
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後姿の写真の肛門近くにゴルフボール大の腫瘍があるのが見えますか?この部分の写真がこちらです。
去年(2018年)11月に獣医さんで検査をしたら、良性の脂肪腫でした。約2か月後、跡形もなく消えました。その方法は・・・
◆ ドッグフードに、骨のスープ、ノミ除け、ダニ除けにも使用している有機リンゴ酢を適当に入れ、水をリンゴ酢の約4倍足してふやかしました。
【有機リンゴ酢は脂肪の蓄積を防ぎます】
◆ 生の骨付き手羽元、2〜3日に1本与えていましたが、毎日1本に増やしてドライドッグフードを減らしました。生のササミも多く与えてフードはさらに減らしました。
(2019/11月追記―今は猫たちがあまり食べないササミ止めて、生の胸肉を与えています)
◆ 合成栄養素が多く、血糖指数が穀物入りのフードより高いグレインフリーフードを中止して、トウモロコシ、小麦、ポテト、豆類を含まない穀物入りグルテンフリーフードに切り替えました。
◆ その他のカボチャや刺身やザワークラウト、卵などは給与量の変更無し。
◆ 循環を促進するため、マッサージをすると良いとのことですが、めんどくさいので、運動量だけ増やしました。
次の画像はネットで見つけたドライフードから生肉+αに切り替えた3歳の犬の口内の変化です。+αには、生の骨が含まれます。

「骨」については様々な意見がありますが、加熱された骨は脆くなり、口内や内臓を傷つけてしまうことがあるため絶対与えないでください。
非加熱の生骨はその心配はないと私個人は考えます。
【注意事項】
歯石が多く付いている仔に与えると、歯石と一緒に歯も抜けてしまう場合があります。
小型犬は、手羽中の1本の生骨から、様子を見ながら与えたほうが良いと思います。
噛まずに無理に飲み込む傾向のある仔は特に注意してください。
食べている最中にもう一本見せると、それももらおうとしてあわてて噛まずに飲み込むことがあります。この点もご注意ください。
ボールを与えてもう一つボールを見せると、噛んでいるボールを飲み込んでしまい、大変なことになることがあります。
毎年2月はアメリカ獣医学会(AVMA)が主催するハッピーナショナルペット歯科保健月間(Happy National Pet Dental Month!)とのこと、検索中に初めて知りました。