
銅(Cu)はドッグフードに必要な必須ミネラルですが、過剰な銅サプリメントの摂取は解毒を司る肝臓の機能障害を誘発します。
犬の肝疾患増加の一因として、米国飼料検査官協会(AAFCO)の栄養プロファイルの変更を指摘する論文が発表されました。
すでに原材料に存在する銅の量を考慮せずに、フードの製造過程で追加される銅サプリメントによる過剰摂取が問題になっています。
【出典】
Copper Storage Disease Dog Food Concern – Truth about Pet Food
https://truthaboutpetfood.com/copper-storage-disease-dog-food-concern/
特にラブラドールレトリバー、ウェストハイランドホワイトテリア、ドーベルマンピンシャー、ダルメシアン、およびこれらの品種と混合または交配した犬は、CAH(銅関連肝炎)の発生が十分に証明されているため、ドッグフードに銅含有量の多い食品の追加は控えたほうが無難かもしれません。
コーネル大学の科学者が近日中に別の論文を発表するかもしれないとのこと。
銅は、牛レバー、納豆等に多く含まれます。
銅の多い食品と含有量一覧表(100gの成分値)
https://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/copper.html
◆ ベルテで販売しているフードの銅の含有量は、キャネディ―に関しては非公開のため不明です。
ビクターは原材料とサプリメントの総量に対しての数値を公表しています。